読みました:「自己肯定感低めの人」のための本

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心のクセをなおす「メンタルノイズ」カウンセラー、山根洋士さんの著書。

この本を買うきっかけになったのは、Facebookの動画広告です。

山根洋士さんは「自己啓発本はエンターテイメント」「自己肯定感は上げたらダメ」(※正確な言い回しは覚えてないので、この通りの言葉ではなかったかもしれません)などとおっしゃっていました。

…煽り系?^^;

…怖いひと?^^;

でもその後、気になってYouTubeチャンネルを見てみると、とても真っ当な話をなさっていたので、この本も読んでみようと思ったのでした。

「自己肯定感低めの人」のための本 [ 山根洋士 ]

この本では、「自己肯定感を高める方法」ではなく、「自己肯定感が低めでも悩まなくなる方法」を紹介しています。

で、悩まなくなるためには心のクセ(=メンタルノイズ=考え方や解釈のクセ)に気づくことが必要

例えば、ダイエットすると決意したのに食べ過ぎてしまって、「私はなんてダメな人間なんだろう…」と自分を責めてしまう。

こんなとき、頭では「やせたい」と思っているのに、心には「やせないほうがいい」というノイズがあるのです。

メンタルノイズは、6歳までの体験や記憶が素になり、潜在意識に刻み込まれます。

そして、その後も生きる過程でノイズはどんどん増えていきます。

メンタルノイズは誰にでもありますが、ノイズに邪魔される人と邪魔されない人がいて、邪魔されるのはまじめに頑張る人に多いそうです。

悩んだら「またノイズ出てるかも」と口に出して、まずは自分を客観視することから始めましょう。

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ノイズの見つけ方には2つあって、1つは「14の代表的なノイズのタイプから当てはまるものを見つける」。

もう1つは、「悩みに直面したときにノイズに気づく裏表思考法」。

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私の場合。

14のノイズタイプを確認すると、当てはまるものがいくつかありました。

その中でもドキッとしたのが「いいことが続くと怖くなる」というもの。

私の中にあるのは「幸福恐怖症ノイズ」だそうです。

両親が苦労している姿を日常的に見ていたのが原因と考えられます。

なるほどね~。

ちゃんと解決法も書いてありますよ。

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ノイズに振り回されないためのエクササイズも紹介されています。

これは、心の免疫力を高めて、ノイズの影響を受けないように体質改善するというものです。

私は、「自分司令官」というエクササイズが気に入りました。

これは、「一つひとつの行動の前に自分に指令を出す」エクササイズ。

例えば、「これからコーヒーを淹れる」と口にしてから実際にその通りに体を動かしてコーヒーを淹れます。

自分の言葉で自分を動かすシステムが潜在意識の中に作られ、アファメーションを使った願望実現法の基礎練習になるんだとか。

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読み終えると、煽り系ではないことがわかりました(^^ゞ

14のノイズタイプなど、自分に当てはまるものがきっとあると思います。

解決法やエクササイズも簡単なものばかり。

すぐに実践できる、実用的な本だと感じました✨


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