ミニー、入院!?(老親と楽しく暮らす6)

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体の痛みに慣れてきてしまったミニー。
治ったわけじゃないけど、年齢的なものと考えて、痛みと付き合っていくしかないんじゃないの?
なんとかなるんじゃないの?

…そう思っていた矢先、今度は内科的問題が発覚。
かかりつけの内科医から、総合病院に行って精密検査を受けるように言われる。
その口ぶりから、「もしかして、大変なことなのかも?」と不安になるあんこ。
「今日なら空きがあるから、紹介状を書きましょう」と言われ、「??」となっているミニーを連れて、タクシーで移動。

総合病院で検査を受け、その結果…。

「今日の検査だけでわかることは限られています。原因がわかるまで検査を受ける必要があります。検査の度に通院するのは大変でしょうから、入院して一気に調べるという方法もありますよ」
と言われる。

ミニー「入院はイヤ(きっぱり)」

…ということで、今後しばらく、あんこはミニーに付き添って通院しなければならない。

通院に付き添うのも楽じゃないけど、入院となると、一人では何もできない純次の世話をあんこがしないといけなくなる。それはそれで大変そう。
(純次は買い物にも行けないし、行ったとしても変な食べ物を買ってきそう)

入院したら、気落ちしたミニーを励ますために結局は通うことになるだろうし。
いや、イマドキだから面会できないか。
そうするとミニー、今度は精神的にダメになりそうだな。
…などなど、あんこの不安は募る。

時を同じくして、肉親のように慕っている人が突然入院してしまい、あんこは久々にメンタルをやられてしまった。
身近な人の病気が相次ぎ、生活の見直しを考えさせられる。

みんな、もう病気しないでよ。
私も気をつけるよ…。

食欲減退の日々だけど、あんこが倒れてしまったらおしまいだ。
体にいいお菓子も研究しよう。

ところで、ミニーの数値異常の原因はまだわからないんだけど、お医者さんが考えられる病名をあれこれ挙げた。
それを聞いて私は少し緊張したけど、ミニーは表情を変えない。
ずいぶん落ち着いてるな。

…と思ったら、単にお医者さんが何を言っているのか理解できていなかっただけ(耳遠い&脳の働き低下)だった様子。
後でしっかり落ち込んでいた。

さて、検査結果が出たらまた今後のことを考えよう。


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