猫の噛み癖が直らない

きなおには噛み癖があります。
何をやっても直りません…。

甘噛みのつもりらしいが痛い

きなおはやんちゃだけど乱暴な性格ではありません。
噛むといっても、きなおにしてみればじゃれて甘噛みをしているつもりのようです。
でもこれが結構痛い。
加減がわからないのでしょうね。
きなおは保護猫で、ちょうど1歳になる頃に我が家に来ました。
野良出身だから、そこはしょうがないのかなと思います。
私が子どもの頃に飼っていたシャム猫は、ペットショップ出身。
いくらじゃれて噛みついてきても痛くありませんでした。

とりあえず何でも口に入れる

きなおが噛みつくのは、人の手だけではありません。
好奇心旺盛なきなおは、目につくものはとりあえず何でも口に入れてしまいます。
人間の赤ちゃんみたい。
だから、きなおが自由に歩き回れる範囲内には、うかつに物を置けません。
本棚に立ててある書類は、きなおが引っ張り出してきて紙吹雪にしてしまいます。
そのうち、クリアファイルもかじり始めたので、こりゃいかんとビニール系のものを片付けました。
あるとき、きなおのうんちに鮮血が混じっているのを発見してドキッとしました。
…が、よく見てみると、血ではありません。
なんだろう??と、よくよく観察してみると、赤い羊毛フェルト(手芸に使う原毛)でした。
そして、閉めたはずのクローゼットの扉の隙間から、羊毛フェルトがちらっと顔を出しています。
そう、私が閉めたとき、羊毛フェルトを入れた袋がちょっとだけはみ出していたようで、それを目ざとく見つけた犯人が、おもしろがって引っ張り出したのです。
そして飲み込み、下から出た、と。
原毛だし少量だったから笑い話で済みましたが、これがビニールだったら…………窒息?
紐状のものだったら…………開腹手術?
人間の薬だったら…………ああもう、恐ろしくて血の気が引きます。
ケージの鍵(金属)、百均のネット(金属)、猫の爪切り(金属)、歯が折れそうなものでも噛みつきたがります。
猫砂も噛みます。
はじめは原料がおからのものを使っていたので、おいしそうな匂いがするのかなあ?と思って何度か替えてみましたが、紙でも木でも鉱物でも、お茶の匂いでもひのきの匂いでも何でも噛みます。
猫には布を食べてしまう病気がありますが、きなおはそれではありません。
でも、自分のベッドはかじってボロボロにしてしまいます。
それに、間違って糸くず、紙屑を飲み込んでしまうことも。

あれもこれも試してみた

マニュアルには書いてありますよね。
「痛い!」「ダメ!」と短く強く叱る、と。
…きなおには何度言っても効果がありません。
遊んでいるときに噛まれたら、すぐに遊ぶのをやめてその場を立ち去る。
「噛みついたら、遊んであげないよ」ということを教えるため。
…というのも試したけど、これも効き目なし。
猫が嫌がる柑橘の匂いを手につけるという方法。
カボスの匂いをつけてみたら一瞬警戒したけど、その後は果敢に噛みついてきました。
それに、いつもいつも柑橘の匂いなんか手につけてられないよ~。
「逃げようとするからダメなのだ。猫が噛んだら、逆にその手を猫の口に突っ込む」というのも試しました。
これも一瞬ひるんだけど、その後一層強く噛みついてきました。
おかげで私の手は傷だらけに…。
つまり、どれもきなおには効き目なし。

予防することを覚えた人間

それでどうするかというと、予防するしかありません。
きなおが黙ってじっとこちらを見ると、「ははーん、狙ってるな?」とわかるようになりました。
きなおも少しは罪の意識があるようで、遠慮がちにかわいい声で「ニャアン♡」と鳴き、ピンポンダッシュのようにカプッと私の手や二の腕に噛みつくまね(のつもりが、本当にちょっと噛むんだけど)をしてサッと逃げます。
私はひたすら「ダメ!」「噛んだらダメ!」と言って、きなおを叩くまねをします(私は本当に叩くまねで、触れもしないんだけど)。
きなおは耳を倒して情けない顔をしながらも、まだ何度も噛みつこうとします。
私が叩くまねをするのを見て、それも楽しんでいる様子。
予防をしても、ピンポンダッシュされるので結局ちょっとは噛まれて結構痛いんだけど( ;∀;)
しっかり噛まれるよりは良いということで我慢しています。
家族の中でも、私にしか噛みつきません。
遊んでくれる娘にも噛みつこうとするけど、寸前で思いとどまるようです。
まあ、それだけ私に気を許しているということなんだろうけど…でも、痛いよ、きなおさん。
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